お金ブロックに囚われて

今は昔、

私は、

  • お金は貯めておかなきゃいけない
  • 少しでも安く買いたい
  • 少しでも良い時給で働きたい
  • 節約を心掛ける

という思考で生活していました。お金が手元から無くなるのが恐怖で、踏み切れないことはいっぱいありましたし、子どもの将来や自分の老後などが不安で不安で、お金のことを考えるのが嫌いだったので、もう考えないようにしていましたw

これはお金ブロックがある状態と言えます。ここでいうブロックとは、凝り固まった概念のことです。

これだとやはり個性を生きることとは逆の人生になりかねません。

というわけで、「個性を生きる」とお金との向き合い方はどうなるのでしょう?

 

少し飛躍したお話ですが、

「誰か1人を満足させる」というお話があります。それとお金がどう繋がるのかということですが、

「まず誰でもいいから、目の前の1人を満足させて、その満足のコップが溢れたら、次の人が現れる」

ということだそうです。最初にこの話を聞いた時はポカーンでしたw

この話をしてくれたのは、カウンセリングセッションを教えてくださった松坂氏です。

当時私はセッションを提供するために、講座を受けていました。資格取得後はいつでもセッション提供が可能で、セッションの料金設定は自由なのですが、どのように設定したらよいかという話題で出てきたものです。

お金を稼ぐためにどのような料金設定をしたらよいか?

という視点よりもまず先に「誰か一人を満足させるためには?」という視点を話されていました。

なるほどー!稼ぐことを考えるよりなんだか清らかな気持ちになれるなぁなんて思いました。

でも本当にそれで安定した収入になるかは疑問でしたが、収入のことを考えるより、「誰か1人、誰がいいかな?その人のために何ができるかな?その人にぴったりの料金設定はどのくらいかな?」と考える方が明らかにワクワクしました。

少し話は変わりますが、東京都世田谷区立の中学校で、校則なし、宿題なし、チャイムなし、授業参加は自由、校内どこで過ごしてもよい、

という学校があって、公立学校なのに大人気なのですが、こちらの学校に配属になった先生は最初はすごく戸惑うのだそうです。

そんな時、こちらの校長先生は

「兎に角、愛を持って生徒と接しなさい」と伝えているそうです。

でもお若い先生方、まだ独身とか、恋愛経験もまだそこまで無かったりで、「愛」についてがよくわからないのだそうです。そんな時、校長先生は、

「愛がよくわからなければ、誰か1人の生徒でよいからとことん目を掛けてやりなさい。そうすれば愛がわかるから」

と伝えているとのことです。

なんだか松坂氏のしていたコップを溢れさせる話と似ているなぁっと思いました。

1人の生徒に愛を注ぎ続けると、その生徒の愛のコップが満たされて、次の生徒に目を掛けて行く。

こんな感じになるのかと想像しました。

つまり、愛を注ぐことってお金とも繋がっているんじゃないか?っと思いました。というわけで二つの話を掛け合わせて、

「お金は愛なんだ」

という思想が芽生えました。「誰か1人を」という話が、「お金」と「愛」の話の両方で出てきましたからね。

そうすると「お金を使う=愛を注ぐ」と考えてよいでしょう♫

そんなわけで、私のお金の使い所の判断基準は「愛」ということになりました。と言っても「愛とは」ということもはっきりしていませんでしたが、何となくでも愛を感じることにはお金を払ってもよいかなと思うようになりました。

例えば「このクッションを買うと家族が快適になるな」とか「このゲームを買ったらワクワク過ごせる」「疲れたからタクシーを使おう」など、

自分や家族にとってプラスになることにはお金を使うようになりました。更に生産者や販売者の意向も気にするようになりました。

「愛のある商品だなあ」と感じるものに出会えたり購入出来たりするとすごく幸せを感じました。

 

お金を使うだけで収入はどうなるの?という話ですが、

「まず1人を」という作業を始めてから、お金が入ってくるまでは「時間差」があるらしいです。

個人的には「そうなんだぁ」くらいに捉えたのですが、家族持ちの男性に「まずは1人」「時間差」という話をしたら、

「その時間差怖いなぁ😰」と返ってきました。

確かに、それもそうですね。どのくらいの時間差か本当にわからないですもんね。時間差の合間に貯金が尽きるとか有り得るのかもしれませんしね。

 

また話は変わりますが、横浜の方で産婦人科を開業されている、胎内記憶研究で有名な池川明先生という方のお話で、

「お金が必要になったら子どもがどっかから持ってくるから、大丈夫」

というのがありました。

つまり、赤ちゃんがお腹に来てくれるとはとても尊いことなんだから、お金が心配だとかそんなことを気にしないで、大切に育んで、楽しく一緒に過ごせばいい、というお話の流れの中の一節です。

なんだかほっこり笑ってしまうお話でした☺️ 収入、貯金の事を心配するより断然幸せな気持ちになりました。

というわけで、このアイディアも採用♫

最初にあったガチガチのお金ブロックはすっかり変化しました。預貯金、収入のことを考える前に↓

  • 誰か1人の人を満足させ切ることから始める
  • 最初から増やそうとしない
  • 愛があるかないかで購買を判断
  • 無駄遣いはしないが節約もしない
  • 愛とお金は比例する
  • お金はなんとかなる

これらのことで思考を満たす!すると、お金のストレスは激減です😊

それまで考えないようにしていたお金と向き合うことは最初の瞬間はストレスでしたが、また一つ前向きに考えられる思考をGetできたので、「個性を生きる」と決意して良かったと思います😊